以下に牌効率が向上する基本的な考えを3つ示します。必ず押さえておきましょう。
次に理解できているかテストしましょう。
と、中張牌が単独牌から順子になるまでを比較します。
は→とととの4ターツ→
ととの3メンツになります。
ターツから面子になる際に、下の例の2のようなを使わないでできる面子を含めないとしても、はに比べて受け入れ枚数は3倍の差があります。
(受け入れ枚数の数え方:1面子8枚なので、3面子のは3倍して24枚、1面子のは8枚)
下例のように途中の変化を計算にいれると 、中張牌(4,5,6)が特に有利です。詳しくは麻雀の勝ち方で説明します。
例:
1.→ →
2.→→
は1メンツと1枚余りがありつながって横に伸びている形です。1枚余りがありますがなどが単独の浮き牌(孤立牌)に比べて受け入れ枚数が多い形です。
その理由として最も大きいのは、浮き牌がリャンメン待ちになるには最大でも両隣の2牌のツモしかありませんが(ならとツモのみ)、上の形はの4牌あるからです。
では、やの形はどうでしょうか?この二つは将来的に連続形になる可能性のある形です。
特にはツモで、即座に3面待ちになるので良い形です。
また、この形はツモ(下①)で のカンチャンになるのを見落としがちですが重要です。
ツモで…①
ツモで…②
②にツモで…③
他の例:の形はかなり有効です。
ツモで三面待ちができます(端と中央側のスジ牌のツモ)。鳴くときにも有効なので急所と覚えましょう。
ツモではリャンメン待ちができます。
ととツモで頭ができます。
最初の例は将来③の形になるかもしれません。よってこの形のはただ8の牌が単独で存在するより少しは有効です。
欲しい牌がかなり多いです。なども有効です。数巡後に手牌が進んで次の形になりました。
有効牌だったツモの価値がほとんどなくなり(ツモはフリテン)、欲しい牌は初期の頃に比べてかなり少ないです。
当たり前のような気がしますが、理屈が分かっていてテンパイ直前を良い形にすることを意識している人は意外と少ないです。受け入れ枚数を意識するのは鳴きの上達には必須となり、あがりきるために必要となる考え方です。
牌効率のより深い内容の記事:牌効率