鳴き

手牌がどのようなときに鳴くと効率が良いか分かりますか?

悪形から鳴くのも当然その1つです。ここでは2つに場合分けをして、手牌の全体を考慮した上での答えの出し方を示します。

シャンテン数と受け入れ枚数の関係

テンパイ直前で鳴くのはよいか?それとも悪いのだろうか?

その答えをだすには受け入れ枚数の影響が非常に重要だと考えられます。受け入れ枚数という考えを知らない方もいらっしゃると思いますが、麻雀では鳴きに関わらず常に意識すべきものです。なぜなら、例1の良形の1シャンテンの時は受け入れ枚数は16牌(マンズの1,4、ソーズの6,9)ですが、

例1:1シャンテンの時は受け入れ枚数

2シャンテンの時は左から数えて2+2+4+4+4+2+4+4+4で合計32牌あります。

例2:2シャンテンの時は受け入れ枚数

このように手牌が良形の時で2倍の差があるからです。悪形の時はさらに差がつきます。

よって、当然テンパイに近いほど鳴くべきという結論に達します。早い鳴きは損をするわけです。イーシャンテンは鳴きを強く意識する必要があります。

鳴いてもそれほど損をしない場合

鳴いても損をしないのであれば、積極的に鳴いた方がテンパイに近くなるので得です。

それはまず1に局の終番です。

仮に自ツモでテンパイしたとしても、リーチのメリットがあまりありません。なぜなら1000点を失う上に和了率も高くないからです。欲しい牌は鳴いてテンパイ料をとりにいくのが良い方法です。

次に、鳴いてもハン数が下がらないまたは、結局鳴かないと和了しずらい役です。

例:役牌、トイトイ、ホンイツ、チンイツです。

特に1,9,字牌が多くある場合は鳴きやすく、自分では面子になりずらいので鳴きを利用すると一石二鳥です。

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