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麻雀における根拠

デジタル麻雀の特徴

経験則による直観を排除、または選択の際に経験則の優先順位を極度に下げる

自分が他の人より優れた麻雀を打つと言葉で示す。

確率計算をする。

基本的に科学志向主義である。

勝てる雀士に必要なのはバランス

私はデジタル麻雀に固執しない方が良い考えます。特に確率計算できないことに対して考えなくなり、場の変化への対応に鈍くなることが多々あるからです。

実際、統計で分かっている範囲の選択に関してその結果の優先順位を非常に高くするだけ十分です。勝つ麻雀を打つ方は皆この知識を得ていますので最低条件ともいえます。

確率計算をするのが困難かつ、統計をとっていない範囲の要素が加わったときが問題です。その場で得られる情報と経験則を用いて深く考えて選択をする必要があり、そのような場面では思考の停止をしないことです。

そのため、いわゆる決め打ち(手役主義、鳴き麻雀、早あがり主義、デジタル、アナログ)でもなく、すべて自分の手牌と場況に合わせて、最もプラスになると思われる選択をするような応用力が必要となってきます。

計算精度の向上

麻雀のルールでは自由な打牌・選択ができますが、明らかに酷いと思われる打ち方をする人がいます。

例:捨て牌、壁などをまったく考慮せずに通る気がするといって無スジの中張牌をあがれる見込みが薄いのにも関わらず、暴牌したり、特に理由もなく一巡待ってリーチをして、一発ツモをしたら、このタイミングが「正解」とか「山を読んだ結果」などと言う。

このような打ち手は論外です。ただの直観(いや間違い)であり、経験則でもなんでもありません。

しかし、実際にはこのような人があがることも多々あります。そのため困惑してしまいます。なぜあがれるのでしょうか?それは実際には暴牌は通ることの方が多く、あたり牌を狙って打つことの方が難しいからです。正しいと言っているわけではありません。その理由を説明します。

長期で判断

安全牌を打てば必ずあたりません。長期的に見れば結果は良くなるはずです。安全牌を流れるまで打ち切れるかどうかが重要となります。

また、一発ツモに関しては、1回でもツモ巡が減ればあたり牌が山にいる可能性が高くはなりますが、その考えは1巡待っている間はあがらないことを仮定した場合です。これも長期的に見なければならない場合です。

このように根拠なく打っているようではいつまでたっても勝ち組にはなれません。統計の範囲で、すでに放銃率が高いと負け組み、先制リーチが有利という結果がでていますので、それを信じるべきです。

例外

先制リーチが有利とわかっている上で、あえて何巡か待ってリーチをするときもあります。

例:親リーチがかかった同巡に現物の役ありでテンパイをしたので、1~3順ダマにしておりる人から打たれないか様子をみたりすることです。打たれない場合は捨て牌と自分の手牌から自分の待ちがあがれるのか判断したり、また他家が押しているかどうかを調べ、押している場合は、中張牌の現物は使われてしまうかどうかの判断をします。

次に、それらの条件によって勝算があると判断した場合、追っかけリーチをするのも良いです。1~3巡ダマにするのは明確なテンパイ宣言をした相手への放銃を少しでも減らすためです。また、放銃というリスクを負っても点数が欲しいときは即リーチする必要があります。

統計から判断と予想から判断

このようなケースも統計を取らなければ正確にはわかりません。しかし、全てのケースの統計を取ることは難しいので、ある程度は予想をする必要があります。

今回のケースは親リーチに対しては現物を打つことが多く、親リーチは点数が子の2倍であるということに、放銃素点が高い、放銃率が高いと負けるという統計を合せて考えた結果を根拠としています。

むすび

勝ち組に入りたければ直感に頼ってばかりではなく、選択する際に深く考え根拠を持つ必要がある。

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