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麻雀役の覚え方

覚え方のコツは、どうなったら役は成立するのか。次に、それができるようになったら鳴きと食い下がりを整理することです。

関連記事:役の読み方の一覧麻雀役の出現確率一覧役の作り方この手牌は何の麻雀役を狙うべき?

(表の×印は鳴くと成立しなくなる役です)
1ハン役 鳴き 2ハン役 鳴き 3ハン役 鳴き 役満(13飜) 鳴き
役牌 トイトイ ホンイツ 食い下がり2ハン スーアンコ ×
ピンフ × 三色 食い下がり1ハン 純チャン 食い下がり2ハン スーカンツ
リーチ × チートイ × 二盃口 × 大三元
ツモ × 一通 食い下がり1ハン 国士無双 ×
タンヤオ 三暗刻 × 4ハン役 鳴き 天和 ×
一発
× チャンタ 食い下がり1ハン 小三元 地和 ×
一盃口 × 三色同刻 混老頭 四喜和
ハイテイ 三槓子 字一色
リンシャン ダブリー × 6ハン役 鳴き 清老頭
チャンカン チンイツ 食い下がり5ハン 緑一色
レンホー × 九連宝燈 ×

1役

役牌(ヤクハイ)*****

アガリ形

同じ役牌が3牌あって成立します。「役牌」の「刻子(コーツ)」と言います(1)。


(1)役牌と字牌の違いについて

は、同じ牌が3牌あれば「無条件で役牌」です。
は、「場風」か「自風」の時に役牌となります。

刻子(コーツ)は同じ牌が3牌あることです(今回のアガリ形でいえば)。
補足:自分の手牌の中にあるなら暗刻(アンコ)、鳴いているかロン牌なら明刻(ミンコ)といいます。アンコは麻雀ではよく使われます。他家に見えていない暗な刻子(コーツ)と覚えると良いと思います。

 

例:「東場」なら全プレイヤーのが「場風」となり役牌です。このとき西家の場合、場風のと、自風となりこの2牌が役牌です。はただの字牌(オタ風)となります。風牌に関しての詳細

特別なケース:役牌の重複
東場で東家や、南場で南家の場合は、「それぞれ役牌」となるので「2ハン」とするのが一般的です(2)。


この2ハンをダブトンと、ダブナンと言います。

計算時の読み方は「ヒトヤク」、二つあったら「ヤクヤクもしくはフタヤク」と言うことが多いです。

鳴いても成立します。

平和(ピンフ)*****

西家 テンパイ形

上図のテンパイでであがると成立します。麻雀はまずピンフ狙いというくらい重要な役です。

成立条件:

  1. 構成面子は、全て「順子などの数牌の並び)」であること(1)。

    (1)などは不可です。同じ牌三枚(など)は数牌の並びでないので当然不可です。

  2. 雀頭()が「役牌」の場合には成立しません(2)。※「字牌」が成立しないわけではありません。

    (2)オタ風(場風や自風ではなく役がつかない風牌のこと)であれば大丈夫です。要するに、雀頭が字牌の時は役牌でない場合のみ成立します。もちろんなど数牌が頭の場合は成立します。
  3. のように「リャンメン待ち」でないと成立しません。待ちでロンではピンフはつきません。
    ちょっと難易度の高い話をしますと、などのを当たり牌とするリャンメン以外の待ちが混合する「他面待ち」は注意が必要です。
    を頭にして  の形で見てのリャンメン待ちの場合は成立します。
    を残して、を順子とした際のの頭待ちは、リャンメン待ちでないためピンフがつきません。さらに詳しく知りたい方はこちら→多面待ちなどで待ちが混合する場合の補足

例:〇は成立、×は成立しません。

×

×

×

自分が北家の場合↓

×

東場の場合↓

×

 

鳴いた場合、この役はなくなり、他に役がないとあがれません。

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リーチ*****

テンパイ後に「リーチ」と宣言をして、捨て牌を横に曲げてから1000点棒を場の中央におくと成立します。

例:捨て牌

リーチ後は、手変わりができないというルールがあり、あがるまでツモ切りします。

例外:待ち(あがり牌)が変わらない暗カンはできます。

が手牌にあるときに最後のをツモったときにツモ切りせずにカンはできます。

待ちが変わるカンの例:

 待ち

ここでをツモってきてカンをするとだけの待ちとなりますのでカンはできません。ツモ切りせずにカンした場合、自分が和了したときか流局時にチョンボ(マンガン払い)となります。

 

聴牌(テンパイ)していないリーチは、流局時にチョンボ(マンガン払い)となります(ミスだとしても注意不足として嫌がられます)。

まだテンパイしていない例:

これはと見間違えてリーチしたケースです。

鳴いた場合にはルール上、リーチはできません。

ツモ*****

聴牌(テンパイ)して自分のツモであがると成立します。

鳴いた場合、成立しないので他に役がないとあがれません。

タンヤオ****

テンパイ形

手牌が全て2~8の数牌で成立します。上図の聴牌(テンパイ)ではであがると成立しますが、でのあがりは成立しません。

一般的には、アリアリのルールがほとんどですが、完全先付けと鳴いタンなし(ナシナシ)というルールを自分たちが決めた場合は、上図の手牌のように役牌が確定していないのに鳴く、また、他に役がないとあがれません。

ピンフとよく複合する役です。上図ではではなくだったらピンフもつきます。

一発(イッパツ、ソク) ****

リーチした後、次の自分のツモまでにあがる役です。ロンでもツモでも成立します。

リーチしたその巡で他家が鳴いた場合には成立しません(一発消しと言います)。

補足:リーチ後にカンした場合も、鳴きと同様なので一発は成立しません  

リーチ後なので鳴きは存在しません。

一盃口(イーペイコー、イーペイ) ***

アガリ形


のような形(同じ種類の牌の順子の2組)で成立します。
テンパイの時の待ちはや、などどちらでも大丈夫です。

鳴いた場合、成立しないので他に役がないとあがれません。

ハイテイ****

一番最後の牌であがると成立します。ツモでもロンでも大丈夫です。

補足:正式にはツモあがりだとハイテイツモ、ロンあがりだとホーテイロンと言いますが、一般的にはどちらも区別せずにハイテイとして認知されています。

鳴いても成立します。

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リンシャンカイホー(リンシャン) 

テンパイ形
  

カンをしたときのツモできるリンシャン牌であがると成立します。

上図ではをカンした時に、リンシャンからツモをしたら成立します。

リーチ後でもアンカンできます。リンシャン牌ツモがあがり牌だったときはリーチ後でも成立します。

鳴いても成立します。

チャンカン

テンパイ形
  

他家が加カン(※)をしたとき、その牌であがったら成立します。※加カンとは、ポンした牌と同じ牌をツモってきたとき、カンすることです。上図の場合、他家がを加カンした時に成立します。 ロンのみで滅多に見ない役です。

鳴いても成立します。

役が複合した時の数え方

役を数えるとき、1ハンと言います(点数を計算する際の読み方)。

ハン数を計算する方法:

メン(リーチ)、タン(タンヤオ)、ピン(ピンフ)、一発、ツモ、イーペイ、三色、ドラドラ(ドラ2)、赤ドラ(赤入りドラ2)などといいます。リーチは「リー」より「メン」と言うことが多いです。三色、ドラドラが4ハンなので、合計10ハンです。これらの役はよく複合するので覚えておきましょう。

他にはリーチ、一発、ヤクヤク(役牌2つ)と言う場合もあります。

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役の作り方>>

麻雀役の一覧(確率)>>

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