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リーチとダマテン

リーチとダマテンの明確な使い分けを説明します。

本はリーチ

メンゼンでテンパイした場合には、ほとんどの場合においてリーチするメリットがデメリットより勝っています。

ダマテンが有効な場合とは

自分の中でダマテンにする時の基準をすぐに思いつきますでしょうか?ダマテンをほとんどしない人は、直ぐに答えられないはずです。まず、最低限知っておいた方がよい、役がある場合の10項目です。

1.オーラスで競っているとき、あがればトップ、または着順が上がるのが確定するとき

2.点数が5200点以上あるとき、ハイテイに近い場合や、鳴きなどで他家がテンパイまたはイーシャンテンと予想できる状況

3.子で6400点など50符ある場合(正確な符計算ができないといけません)

4.倍満、役満が確定

5.七対子など単騎待ちのテンパイした後、待ちを変えるとき

6.直撃条件(デバサイ)

7.テンパイする直前、待ち牌の枚数が激減したとき

8.親リーチと正面から戦いたくないとき、または他家リーチに対して現物待ちですぐ打たれそうなとき

9.降りやすい他家が危険牌がわかりやすい明らかな一色手をしかけたとき(他の色待ちの場合はなおさら良い)

10.半荘中盤で親のとき、両面のマンガンをテンパイ(特に中張牌の場合)

ここでは主な10点をあげましたが、次の例1と2のように、他にも選択しなければならない状況が多々あります。

例1:10巡目以降で2000点または2600点のテンパイ

リーチすればトップ率があがるかもしれませんが、ラス率も同時にあがってしまうので判断が難しいです。

例2:フリテンであり待ちを変えられない場合

実戦で平場の場合、降りることを考えて、リーチしない方が良いことが多いです。

このようにリーチとダマテンの判断は、押し引きの中核のようなもので麻雀で最も難しいところです。実戦では、これらの選択を前もって決める必要が多々あり、柔軟に対応する必要があります。

困ったとき決定するヒントとしては、データからほとんどの方が攻めすぎる傾向にありますので、守り重視ぎみにマイナスとプラスを考えることです。ただし、これらはあくまで役がある場合で、役がないとき、初級者や中級者の方は、迷ったらリーチした方が期待収支がほとんどの状況でプラスになります。その際、追っかけリーチが入り放銃してしまったとしても、その結果に左右されず、長期的に考えることが重要です。

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