フリテンとは、あがり牌をロンできない状態です。 アガリの宣言をして手牌を倒すとチョンボ(マンガン払い)となります。倒していない場合は通常はあがり放棄となります。
ロンあがりはできませんが、ツモはあがれます。
特に多面待ちのとき、フリテンになることが多いので注意が必要です。
※待ちはとです。
をロンするとを切っているのでフリテン「チョンボ」です。
※参考(例1はどこが待ちとなっているのか?)
待ちは良形ならスジ待ちかかです。
(イッスッチー、リャンウッパー、サブロッキュウ)
複合形はアンコを分けて考えるのが基本です。
とを雀頭のように分けてみると、待ちがわかります。
次にアンコとしてみると、
なので単騎待ちがわかります。
ソーズのみの麻雀ゲーム(フラッシュ)でコンピュータと多面待ちの練習ができます。
自分の捨て牌
南家からあたり牌が打たれました。
この牌をロンをするとタンヤオがつかないので役なしのチョンボです。
とりあえずを見逃します。次に西家からが打たれました。
この牌をロンすると同巡内なのでフリテン「チョンボ」です。
例3 東家
自分の捨て牌
南家からが打たれました。
この牌をロンすると役なしのチョンボです。とりあえずを見逃します。
次に西家からが打たれたときに、ロンをすると同巡内なのでフリテンのチョンボです。
この手牌でリーチをかけています。待ちはです。
他家がを捨てた時に、安めなので見逃したとします。 その場合、以降は全てロンあがりできなくなります。
自分があがり牌をツモ切りした場合は1.のフリテンとなります。
このフリテンがチンイツなど待ちがわかりづらい手牌を初心者が苦手とする理由でもあります。
役がない状態であがり宣言した場合、罰則はフリテンと同様です。ルールをまったく知らない場合がほとんどですので、慣れるとほとんどしなくなります。
スジ牌が浮き牌である場合、早めに切っておくことができず、牌効率が悪いとフリテンになりやすい。
多面待ちから多面待ちの手代わりは特に注意が必要。
フリテンと分かっていながら、ツモに期待する方法もある。
フリテンによくなるケースは待ちがわからない時、序盤の捨て牌、役なしであがれない方を見逃した後など。
役なしは良形ならリーチすることである程度防げる。
リーチするときはワンテンポ置き、待ちや、スジ牌を切っていないか調べる。
無理して鳴かない。牌を鳴いてしまうとリーチができないので、役なしで困ることになります。役牌かタンヤオなどの役をつけてから鳴くようにする。