麻雀% > 勝つ人、負ける人

勝つ人と負ける人は何が違うのだろうか?

両者の違いをいろいろな見方で考えました。

質問 勝つ人 負ける人
リーチの数 非常に多い 少ない
ベタオリの数 非常に多い 少ない
麻雀の打ち方に確率からなどの根拠がある 多い 少ない
最高形に固執しない 多い 少ない
常に落ち着いて麻雀を打つ 多い 少ない
点数状況を考慮する 多い 少ない
鳴きが得意 多い 少ない
ドラ待ちでもリーチする 多い 少ない
無理やりタンヤオにしたタンヤオドラ3の和了
多い 少ない
良い待ちではなく、あがれる待ちを選ぶ
(早い悪形リーチなども含む)
多い 少ない
根拠がない場合、選択を変えない 多い 少ない
連荘の数 多い 少ない
負けたときは運で勝ったときは実力 半々 非常に多い
まわし打ちした結果の和了の価値は高い 半々 非常に多い
戦術書やオカルト麻雀の影響をすぐ受ける 非常に少ない 多い
基本的なミスの数 非常に少ない 多い
常に同じ打牌(場の枚数などへの対応欠如) 少ない 多い
リーチ勝負で悪形に負けると本当になえる 少ない 非常に多い
悪形の和了は恥 少ない 非常に多い

補足:

勝つ人はいわゆる引きが強いといわれる人です。引きが強いとは麻雀用語で運が良いという意味です。上手さではないという皮肉の意味もありますが、実際は複雑なフィルターをかけ、高い精度の計算をした結果です。

負ける人は本当によく自分は運がないと言います。その大半の人は、引きが弱いと思っています(たまに弱くみせるために強いと思っているのにあえて弱いと言う人もいます)。

放銃したときにテンパイしてたと見栄をはるのもいいですが、上級者は数回打てば自分だけではなく、相手の運が良いか悪いかもわかります。失敗したことに気づけないレベルの人がだらだらと言い訳を言うと、実力が見透かされてしまいます。

例:東1局   持ち点原点  北家  ドラ   

西家から次の捨て牌でリーチが入りました。

次の手牌のテンパイで切り番、どう打つべきでしょうか?リーチがはいった同巡の北家です。

北家はこの手牌のを勝負してダマのテンパイをとり、次の巡目にツモであがったとします。

私はこのあがりを見て、北家は負ける人だなと思います。

結果論で言えば正解です。そのためか結果が全てと本気で言う人がいます。麻雀は期待収支を競う確率計算が重要ということをよく理解している方は絶対にそのように考えないはずです。この局は期待収支でマイナスを選択したけど、たまたま運がよかったので+になっただけです。全ツッパしていたら勝てません。

また、仮にでロンと言われた時、テンパイだから仕方ないと考える人は負けます。手牌を見せて言い訳する人はお話になりません。

この手牌の場合切りで降りるのが正解です。を切ると受け入れ枚数がほとんどなくなるので基本は降りですが、もし危険牌つかむ前にをツモったら勝負します。

切りでまわすのはかなり悪手です。,ツモでの手替わりを狙うための切りのダマは最悪です。即リーチのほうがずっとましです。

なにより切りの後、引きの手代わりをしてを勝負しても役はリーチピンフのみです。

次へ >>

ホームページの先頭へ