ソーズの①、②の形は実戦でもよく見かけますので、説明します。
①のソーズは愚形なので全て必要な牌です。シャンポンの4枚、カンチャンの4枚の受け入れ枚数があります。ピンズと同じ受け入れ枚数です。
②の形からシャンポン4枚、リャンメン8枚の受け入れ枚数があります。この形からを先に切る人をよく見かけますが、気がはやいです。最初の説明にもありましたが、テンパイに近いほど受け入れ枚数が減ります。さらに減らしてしまったら、中途半端な守りを重視しすぎて和了する気がないのと同じことです。実際、和了きることも1つの守りです。先制リーチがはいり、が危険になることを過程し先に切るのは統計でマイナスになることがわかっています。
例題:下のケースの場合に何を切る?
回答はです。 即答できたらもう大丈夫です。
①の例のようにとのシャンポンは愚形なのでが必要です。
…③
このような形にしてしまうと複雑になりやすく、受け入れ枚数もそれほど増えないので、お勧めできません。横につながる牌を優先して残しましょう。
しかし、実戦ではこのような形になることもあります。その際、どのように考えればよいか説明します。
まずコーツ(同じ牌3枚)がある場合は、アンコと頭で分けて見ます。
をアンコとします。
カンは残り1枚なので、あまり見る意味ありませんでした。
中々良い形です。
連続形と比べて見ましょう。枚数を多く使う割りには、あくまでも良い形程度です。③は下の形と比べるとはるかに劣ります。