カンの使い方

カンはどのような状況にすると得でしょうか?また、逆にしてはいけない状況はどの時でしょうか?

明確に判断する方法があります。

基本的には和了率を考える

カンにより、表ドラとカン裏のドラが増えます。和了によりプレイヤー全ての人の点数が増加する可能性があります。

したがって、自分があがれると判断したときのみカンをすべきという結論がでます。言い換えれば、カンは待ちが良く、不要牌がなく、テンパイに近い時か、テンパイの時にするべきということです。

手役や、待ちが変化する場合

カンをすることによって、待ちが減ってしまう場合があります。そのような時にはメリットとデメリットのバランスを考える必要があります。

例:

ここで カンをするのは待ちと役をよく見てから決めましょう。

切りの場合は6面待ちです。でピンフが付き、では一通も付きます。

をカンした場合、待ちとなり役もなくなってしまいます。

待ちと点数を天秤にかける場合には、和了しやすさを考えることが非常に重要です。

嶺上開花

イーシャンテンの時にテンパイまで待ってカンと、テンパイ待たずにカンはどちらが優位なのでしょうか?

定量的に評価できませんが、私は嶺上牌であがることよりも、早くテンパイすることのメリットの方が大きいと考えています。また、リーチしていない状況では、嶺上ツモでの裏ドラとカン裏のメリットがありません。

少なくとも、イーシャンテンの時に受け入れ枚数を減らしてまで4枚使いを残すのはやめましょう。

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