手役の作り方

手役の作り方を実戦形式で説明します。

配牌時での最終形の大方の予想

配牌の時での私の考え方を下の4つの例で説明します。

次の配牌の時、親が第一打を打つ前にまず何を考えるべきでしょうか?実戦では考えている時間はほとんどありませんので慣れる必要があります。

東1局、北家、1巡目の切り番 ドラ

1.

2.

3.

4.

素人は牌の並び替えをしている途中だと思います。もう少し慣れると、端の字牌を切ることか、手牌がいいか悪いか考えるのではないでしょうか?

初級レベルになると、

1の手牌は良いので鳴かないで、できればピンフをつけてリーチしたい。

2の手牌はホンイツかな?どちらを切ろうか?

3の手牌は何を切ればいいだろう?,,のどれにしよう?

4の手牌は難しいけどが不要かな?っていう感じになるかと思います。

まず、このレベルを目指したいと思います。

コツとしては、

まず最初に必ずドラを見ます。多い場合にはタンヤオか役牌の重要度が上がります。

一色手になるか確認し、捨て牌候補を決めます。

トイツか暗刻が多くないか確認します。多ければ七対子、トイトイ、リーチのみのどれが本線かを決めます。

役牌トイツの場合には1牌目から鳴くかどうか考えます。

以上の流れでほとんど対処できるかと思いますが、必ず全てこなすには慣れが必要ですが、うっかりミスをしているうちに自然と確認するようになるかと思います。改善しない場合には意識して行ってください。

 

一応、中級レベルの方の考えも例2を使って説明します。この段階までは時間がかかりますので順にステップアップすることをお勧めします。

まず、鳴きやすい牌が多いことを確認します。それはであり、これを1鳴きすべきかどうかを配牌時に考えます。上級レベルとなると、ドラがのトイツがあるのでピンフ、タンヤオが難しく、高い点数が見込めないと考え、一色手(特に食いチンイツのマンガン)を本線にします。当然、すぐに鳴くべきと判断します。そしてすぐにメンツから鳴くかどうかも考えます。今回の場合は1牌を浮かす鳴きとなるのはです。私は確実に鳴きます。

中盤の手役の作り方

暗刻があった場合には基本的には、メンゼンでのリーチのみを目指します。ドラがない場合は、特にツモ時に使えるように意識します。無理して三色、タンヤオの手代わりなどを気にしたら負けます。基本的には自然に作る役です。それは遥かにドラの方が効率がいいからです。

ピンフはトイツよりカンチャンを優先することにより、非常に作りやすい役となります。切る牌がないときになどの中張牌のトイツがあった場合には、1牌切って両隣の牌のツモを待ちます。

トイツが4つ以上あり、1,9,字牌が多い場合には七対子を狙うことが多くなります。役牌がある場合には、トイトイも同時進行で狙います。ドラがトイツの場合には、七対子の字牌の単騎待ちが非常にあがりやすく、リーチと裏ドラを含めると役が高くなる可能性が高いのでトイトイより優先します。

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