麻雀・囲碁・将棋は最も正しい選択を追求するゲームであるということには変わりはないです。異なるところは、麻雀は正しい選択をしても成功と失敗がそれぞれあるということです。 相手の手牌がわからないこと、また王牌がある以上100%の成功はありえません。
例えばコインを投げたときに表になる確率は2分の1ですが、10回連続で裏になることもあります。確率というのは無限の回数コインを投げた統計をとれば2分の1になるということです。
統計をとると、確率選択が正しかったかどうか確かめることができます。 麻雀はあまり統計が取れていませんので、成功する確率が高い方を探す必要があります。
オンライン麻雀ゲームを利用し、実際に行ったプレイヤーがいます。東風荘というオンラインゲームでとつげき東北というIDのプレイヤーで、東風荘の運営者から数十万のゲームのデータを収集し、それを元に研究してその結果を発表しました。
参考 麻雀 勝ち方
※厳密にいえば、麻雀は宝くじのように定められた確率ではなく、皆が確率を自分の意思により変えることができるためすべての統計をとるのは不可能です。
ギャンブルという社会的地位を改善する必要があると思います。麻雀プロがデータを大量に集め、その結果から間違った選択を減らしていく研究をすることにより、ギャンブルというイメージが薄れるのではないかと思います。
囲碁と将棋も正しい唯一の選択を見つけることは当分の間は無理なようです。最善手を探すために研究を重ねていき、いつか正しい選択が必ずできるようになれば先行か後攻かで勝敗が決まるかもしれません。
確率計算する癖を身につけてみましょう。最善手は常にプラスの確率が最も高い選択をすることです。
ここで、多くみられる失敗は他にもっと重要な情報があるというのに小さな情報に躍らされることです。
失敗例:
相手の捨て方(強打など)、癖、こし(鳴くかどうか迷って反応する)、聴牌タバコ、リーチの発声、流れなどの全てを確率で計算する。
対戦相手の選択により常に状況が変化し、最強でも必ず勝ったり負けたりするが、統計をとると実力の差が明らかとなる
今までは統計をとるのが難しかったため、学ぶという対象になりづらかったが、麻雀ゲームが盛んになってきたので研究する人も増えると思われる。