カンはポンやチーと同じように鳴きと呼ばれる行為です。
麻雀は3牌で1メンツ完成ですが、カンをすることと4つでメンツができます。例えばこの手持ちの場合、
を他人が捨てたとき、もしくは自分が引いてきた時にカンと発声すると成立します。相手の捨て牌からもらうことを明カン(ミンカン)といい、自分のツモでカンすることを暗カン(アンカン)といいます。 アンカンは基本的にさらしていない自分の手牌と考えていいので、他家にロンあがりされません。
上家から、対面からは中央のどちらか
、下家から
2.加カンした場合は重ねる(すでにポンした状態でをツモってきてカンをした場合)
上家から、対面から
、下家から
「カン」の宣言後に、手牌にある全てのを他家に見せなければいけません。その後に左右の牌を裏にします。
カンはポン・チーと異なり、成立時にドラ表示牌の3つ隣の牌(リンシャンハイ)をツモします。そして手牌から一枚切ります。ハイテイ牌が1つ前の牌になります。つまりハイテイでカンをすることはハイテイ牌がなくなるためできません。
リーチ後のアンカンは条件を満たした場合のみできます。
他家の捨て牌でカン(明カン)した場合、ポンやチーと同じようにリーチができなくなります。
カンをすると、ドラの表示牌が一つ増え、裏ドラも増えます。リーチをかけてあがると一回のカンにつきドラ牌が2つ増えます。
自分だけではなく他家もドラ牌が増えます。
初心者はよくミンカンをしますが、リーチができなくなるため、カンを多用しないほうがよいです。