他者への配慮として行うべき行為を紹介します。ただし、あまり細かいことまで他者に強制すると、それを負担と感じるプレイヤーも多くいます。
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サイコロを振った後、親がそのサイコロを自分の右前に揃えて置く。片付けてサイコロを無くさないようにすることと、現在の親を明示します。自動卓ではサイコロは散らからないので片付けの必要はありません。
山があらわれたら山を対面にとって手から遠い左側が手前になるよう、右側をより前に、少し斜めにして出します。行わないと注意されることがよくあります。
崩れやすい上にゲーム展開に大きく関わることのある牌です。ドラ表示牌をめくるより前にリンシャンハイを横に降ろします。
1. 聞こえる声で発声した後、鳴く牌を手牌から選んで、他家に見えるように倒します。まだ牌を切るず、捨て牌から牌を回収しにもいきません。(ゲームの進行をスムーズにするため)
2. 1牌切ります。
3. 下家が次のツモをするので、その邪魔にならないように、譲り合いながら、ポン・チーした牌を他家の捨て牌から回収します。
4. 牌を所定の位置に置いたら、完了です。3回目以降の鳴きから、縦か横を2回目に並べた方に合わせて並べます。順番が分からなくなるため交互に並べてはいけません。
和了時には手牌を理牌(手牌を他家がわかるように並べる)してから倒牌します。また、ツモ牌は手牌に入れてはいけません。平和役や待ち形の符を認められなくなります。(ツモってきた牌は通常、ゲームの進行をスムーズにするために、手牌から1牌切るまで手牌の右横に置きます。それが和了のツモ牌であった場合、並べた牌の右横に倒した状態で置きます。)
和了者が自分の点数を申告し、他家から異議が出なければその点数が有効となります。間違って点数を少なく計算・申告しても、和了者が損するだけなので他家から異議が出ないこともあり、次の局に進んだ場合、その少ない点数が有効となることもあります。
ロンの場合
ロンと宣言し、捨て牌から牌の回収はせずに手牌を倒牌します。そして点数のみを宣言します。(役は頭の中で考えておきます。指を折って数えないで済むように練習しておきましょう。)
本場がある場合の例
2本場1ハンの和了の場合、1300(点)は1900(点)(です)と宣言します。
ツモの場合
ツモってきた牌を手牌に加えずに、ツモと宣言し、倒牌します。次に手牌を倒牌します。そして点数のみを宣言します。
本場がある場合の例
2本場1ハンの和了の場合、300(点)500(点)の2本場(です)と宣言します。
和了牌じゃない場合、ツモってきた牌は卓につけずに空中のまま切ります。牌のすり替え予防と、進行をスムーズにするためです。
自分の手牌の内容について、会話や独り言で他家に聞こえるようにしゃべり、他家の判断に影響を及ぼそうとする行為をいいます。程度によっては重大なマナー違反と見なされます。
上家の打牌を全員が確認する前にツモ牌に触れることです。打牌が完了する前に手を伸ばすことも、他家の視界を遮るので避けるべきです。鳴きが入ったとき、牌を見ただけならまだ大丈夫ですが、手牌の中にいれていると重大なマナー違反と見なされます。
打牌やツモ和了宣言の際、牌を卓に強く打ちつけることです。これと認識される強度は人によるので、自分では気づかず習慣的に行っていることもあります。ツモ和了宣言のときに卓に打ち付けるのもいけません。引きヅモといいます。
鳴くか鳴かないか迷う、あるいは捨てかけた牌をまた引っ込めて考え直すなど、他家を待たせる・焦らせ る・ペースを乱すなどの行為もこれに含まれます。麻雀は制限時間が明確ではありませんが、平均3秒以内・迷った時でも5秒程度でテンポ良く行動することが望まれます。
和了や鳴きを行う素振りを見せる行為を腰を使うと言う。ルールとして腰を使った牌やその周辺の牌での出和了りを禁じることもあります。マナーとしては「○(牌)腰です」と宣言し、その牌ではロンあがりをしてはいけません。
過失を問わず、手牌の一部や牌山の一部を見せることです。ルールとして見せ牌した牌やその周辺の牌での出和了りを禁じることもあります。マナーとしては「○(牌)見せ牌です」と宣言し、その牌ではロンあがりをしてはいけません。
フリー雀荘など他人同士で打つ場合はもちろんのこと、知人同士の場合でもトラブルの原因になります。
他家全員が確認できるもののみがルールに従った発声です。
特に、ツモを別の手で行うと紛らわしい上、不正行為を疑われることもあります。ただし、理牌は両手を使ってもよく、倒牌は両手を使うべきであるとされている。