相手の牌を使用する分、早いテンパイができます。 役牌のみであがりオーラスのトップを確定したり、他家の親を流す(ける)というように使われることがよくあります。
ドラが多い時はテンパイを急ぎたいので鳴きは重宝されます。鳴いてタンヤオか、役牌ドラ3というのをよく見かけます。鳴いていない状態をメンゼンといいます。
リーチができないと役が無いテンパイの場合、テンパイ状態ではあるが、あがれなくなることがあります。この状態を形式テンパイといいます。 特に初心者の場合、鳴いて役がなくなりあがれなくなることがよくあります。
役によっては鳴くことにより、役として成立しなくなります。
代表例はピンフ、イーペイコウです。
鳴くと2ハンが1ハンになったりして、点数が低くなります。
例えば三色、チャンタ、ホンイツという役はハン数がさがります。
鳴いた牌は元に戻すことができないため、手牌の牌が減り、降りることが難しくなります。
牌が減る分、有効ツモ牌の受け入れ枚数が減ることもあります。手牌を狭くするといいます。
2フーロして、手牌を狭くした図
をチーし、を切るので手牌はだけになります。
鳴いた牌は相手に見せるので、狙っている役などがわかります。特にわかりやすいのは一色手です。
参考 麻雀役
初心者はとりあえず麻雀をある程度覚えるまでは鳴くないことをお勧めします。点数が安くなったりと、初心者向けの技術ではありませんので、とりあえずは知っておくことだけにして、使用はしない方が上達が早いようです。